池田フェイス・スティンガー登ったぜ〜




うれしーーーーーーーーーーーぜ。のぼったぜ。
確かにかぶってないさ、垂直だよ。
でもさオイラが「垂壁指野郎」だからって勘違いしないでほしい、カチじゃないんだぜ。
こいつぁグレードじゃないんだ、総合力を試されたんだ。得る物は多かった、、、かなり。
応援してくださった皆様ありがとうございます。M師匠、M堀さん、kのさん、ガンバです。こいつぁ登れたら最高にうれしい。

暖かくなってきたこともあり10時岩場集合にする。青梅線でM野さん、スパイラルさんと会う、御岳清掃活動に参加との事。
ホリデー快速から各駅に乗り換えのため青梅駅に降りるとプラクライマーさんがベンチに座っていた。プラクライマーさんは既にスティンガーを完登しているので今日の目的を聞いたところ、腕を少しいためている様子で余裕があったらスティンガーから派生する12aをトライするとの事。沢井の駅でM師匠とも合流。思い返せば初めての池田フェイスは1月28日にM師匠と来たのが最初だった。あの時は岩が冷たかったなぁ。
3人でいつもの道を登って行く。途中小川に20cmくらいの魚影、ヤマメだろうか。

アップはいつものようにビタースウィートで、、、少々岩が冷たい。次はスティンガーにヌンチャクがけ2本目だからだろう動きが少々固い、核心の手順足順をテンションしながら上まで抜ける。5P目のハンガーは設置面との相性が悪いのかボルトはしまっているが良く横向きになっている。ロワーダウンの時にスパナで増し締めし、向きを少しでも縦にしようとハンガーを軽く叩いて治す。

前回、寝不足による失敗があったので今回は横になり仮眠、ヘッドフォンをつけ音楽を聞き心を落ち着ける。空腹時にクエン酸水を飲んだので体がボーっとしているのでパワーゼリーを食すと徐々にボーっとする感覚が消えてきた。プラクライマーさんのスティンガートライを見学、、、6P目の核心スタート箇所でフォール。その後最上部の核心ムーブでもフォール、、、1度登っていてもやはり難しそうだ。M師匠もスティンガーに2度トライ、6P目直後のムーブ解決に苦労していた。

#お昼寝の図（木漏れ日が暖かい）


#プラクライマーさんによるスティンガーの核心


#M師匠のスティンガートライ


さて、私の番「また、同じところでフォールしたら?」「いや、絶対登る、登れる」と心の中で葛藤を繰り返す。気温があがってきたしお日様もところどころ岩を暖めてくれているのでありがたい。自動化している最上部の核心まで澱みなく進む。何度も跳ね返されたカチに手を伸ばす、的確にホールドを捕えて万全のカチ握り「良し」。前回はこの次のムーブで壁からはがれてしまったがしっかり足を決め。次のホールドその次のホールドを取る、、、叫ぶ。緊張からの解放と喜びがまじり咆哮する。最後の詰めだここでフォールしたら元もこもない、レストをし呼吸を整え足順を確認。1歩1足着実に決め終了点へ。後ろを振り返ると奥多摩の山並みが青空に映え綺麗だった。

その後、ゴーストステップ左の課題をロワーダウンしながら見学。歯ブラシでところどころ掃除する、、、細かい。以前Y中さんがトライして敗退している。3P目手前から4P目までが核心、というかホールドの見当がつかない。誰もトライしていない様子でほこりっぽいので機会があったら入念に掃除をして、トライしてみたい。（100岩では公開プロジェクトになっていますが小林敏さんが初登しているようです）

予定より早く下山。駅に近づくにつれ風が吹いてくる。池田フェイスでは風に吹かれた事がない。もしかしたら地形的に風が吹かないのかもしれない。
M師匠とプラクライマーさんといっしょにレッドポイントのお祝いに澤の井園で祝杯をあげ帰宅。いや〜登れたようれしー。


Posted:土 - 4月 1, 2006 at 09:00 午後          
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