小川山・子連れクライミング



tsukaアニキにお願いして小川山子連れクライミング。
今回は初の親子2人旅企画。GWの高速渋滞を考えて前日列車とレンタカーを借りてお泊まりしたんだ。宿の玄関からは大ヤスリ岩がぴょこっとその姿を覗かせていたよ。
tsukaアニキをピックアップし、廻り目平へ。ガマスラブかそれとも屋根岩か迷ったけれどハイキングも兼ねて屋根岩パノラマコース〜屋根岩2峰ってぇコースに決めた。

途中、"南稜下部(7P)"というやさしそうな課題があったから、そこで倅のクライミングさ。まず、オイラがトップロープを張りに出かける。1ピン目を取った後なかなかのフリーソロ、頼りなさげな木にスリングを巻いてクリップ。もちろん終了点は丈夫な木にする。倅のためにチョークでマーキングをしながら降りたんだけど一カ所大人でもちょっと遠い箇所が・・・。ロープにぶら下がると横に振られる可能性があるから、ヘルメットを装着して倅クライミング開始。途中自分のロープを掴みながらのクライミングだったけど、相変わらず緩傾斜のクライミングは様になってるな。足置きとか子供の方が大人より巧ぇと思うんだよな。けどよ、例の遠い箇所でやっぱりギブアップ、仕方ねぇな。
実はよ、このルートの4P目の終了点から左へトラバースすると2峰の取りつきに出るってぇ事だったから「倅とマルチ」を目論んでたんだけど、、、やっぱり無理だったな。Jinのアニキの昔の記事を読んで、できるかなってぇ錯覚してたよ。

パノラマコースに戻り2峰に向かう。M師匠とロリータNOWOMIさーんが"かぶとむし"をトライしてるはずなので、倅と一緒にアプローチから大きな声で2人を呼ぶ、するとM師匠が返事をしてくれた。取りつきにつくとM師匠がこれから"かぶとむし"に探りをいれるところだった。登攀王のアニキに声をかけられちょいとびっくり、しばしスラブ談義となる。

オイラは今シーズン初の小川山だからスラブ慣れが出来れば充分。毎年初登りの時に怖い"ダーククリスタル"を登りその後"かぶとむし"の2人を応援。とにかくダラダラと時間を費やす。なんか登って帰ろうってぇ事で、いつも湿気っててまだ完登してねぇ"DDT"をトライする事にした。甘いカチを掴んでの足上げが厳しいってぇ記憶。で、その通り。でも意を決して足をあげる、ジリジリあげる。もう少しってぇところで保持しているカチがスリップ!(イデッ)中指、薬指、小指から出血、結構削っちまって結構出血。傷跡を眺めると花崗岩ってぇザラザラなんだねぇー、ってぇのが良くわかる。(なんのこっちゃ)
ヌンチャクの持ち主が良く効くカチの位置を教えてくれた、、、(効くなこのカチ。)記憶って恐ろしいなずーっとあまいカチってぇ思ってたもんな。下からやり直して完登。

#屋根岩パノラマコースその1
・先頭を行く倅


#屋根岩パノラマコースその2
・倅にとってはアスレチック気分だろうな


#南稜下部1Pの倅その1
・様になってるな。


#南稜下部1Pの倅その2


早めに下山し清里でレンタカーを返して、列車がくるまでの間に早めの夕食、蕎麦屋でビール1本に板わさとせいろ。清里駅に行くと列車待ちの皆の衆は全部で40人くれぇかなぁ。小海線で小淵沢へ小淵沢からはあずさでってぇ予定。けどよ小淵沢のホームに入線してきたあずさを見てびっくり。満員じゃねぇか!昨日でかける時に上りのあずさの指定券はがら空きだったもんだから油断してたよ。甲府で席があいたので倅だけ座らせ、オイラはデッキにずーっと立ったまま。とにかく疲れた。

○今日取り付いた課題
ProblemAreacoment
南稜下部1P屋根岩2峰周辺アップ
ダーククリスタル屋根岩2峰アップ
DDT屋根岩2峰血染めのレッドポイント


今度は倅とテント泊ができると良いな。
tsukaアニキ、いつもおつきあいありがとよ。
じゃ、またな。


Posted:日 - 5月 3, 2009 at 10:00 午後          
ランキング
人気blogランキング