小川山・親父の夏休み2日目　ソラマメ下部/ローリングストーンの岩



親父の夏休み2日目。お泊まりクライミングの2日目はパフォーマンスがでないからのんびりモード。午前中はM姐さんの希望でソラマメスラブ、午後はオイラの希望でローリングストーンの岩に行く事にした。M姐さんとの待ち合わせの東屋できんのアニキに会った、兄岩で"登攀のすべて"をトライするらしい。これまた、たまたま居合わせたMr.たいちと「アニキ、カム必要だぜ」ってぇ言ったら「え゛〜そうなの！？」ってぇ反応。アニキはリンクカムを常備しているはずだから、カムがゼロってぇ訳じゃねぇだろうけどどうなっちまったのか？詳しくはきんのアニキのブログで確認だぜ皆の衆。

ソラマメスラブまでの足取りが重ぇしザックも昨日の何倍にも重く感じる、やっぱり2日目だ。ソラマメでM姐さんは"スラブの逆襲"を試してみてぇようだ。実は当初のオイラの予定では午前中ローリングストーン、午後ソラマメスラブだったんだけどM姐さんが「混む前に試したい」ってんで午前と午後を変更。オイラの疲労感は強ぇし、"スラブの逆襲"はお日様があたったらモチベーション下がるだろうし、予定変更して良かったな。

今日のソラマメ下部は山岳会の先輩よる後輩へのアルパインの練習。来るなり頭を尖った枝にぶつけ頭からプロレスラーのように流血する紳士。ダラりんこビレイで周りに恐怖を感じさせるご婦人等々個性あふれる面々。中でも山岳会のダブルロープでセカンドのビレイをする際のロープの振り分けは参考になった。隣でいろいろ聞いちまって悪かったな。いろいろ教えてもらってありがとよ。

ソラマメ下部では1本も登らないで移動しようってぇ考えるほどの疲労感だったんだけど、まだ登ってない"甘食"を登ってみたよ。

（1）"甘食" 完登
下部は解りやすいホールドを階段状にさくさく登る。課題名の由来の中間の突起のところがちょいと難しい。突起をノッコした上部はホールドが解りにくくなるな。初心者の練習に良いかな？足を高くあげて乗込む動きは良いストレッチになったよ。

昼食をとって移動開始。ソラマメ下部からローリングストーンの岩までは20分くれぇだ。前回来た時は全体的にシケっぽかったけど、ここ数日雨らしい雨が降っていなかったせいかどの課題も乾いていたよ。
のんびりモードのはずなのにここに来た目的は宿題の"トルネード"のトライさ。まずはカンカン照りの"トルネード"にぴよぴよ棒を使いながらヌンチャクがけしてホールドとムーブ確認、ロワーダウン、暑ぃ！
しばらくすると両肘に疲労感がある事に気づく。やっぱりやめておいた方が良かったかな？夕方の1トライ勝負、肘の調子が芳しくなかったら回収ってぇとこだな。

M姐さんは”ももちゃん”をトライした後、"ゴルゴ13"をトップロープでトライ、下部が難しそうだけど1つ1つムーブを解決してた。オイラも今度試してみよう。

（2）"トルネード"　1フォール
17時過ぎまで待ってトライするつもりだったんだけど、お空に雲がかかりはじめてなんだか寒ぃ。岩はまだ温かったけど、体が冷えちまうからトライする。肘の疲労感は残ってはいるもののヌンチャクがけ後よりは良い。取りつきでムーブの確認をしつつ「肘に違和感があったら即トライ中止」ってぇ念じる。
離陸、体は思ったより軽ぃ。3ピン目をクリップしてまず最初のカチ、あれ？すんなり取れちまったぞ。足を固めて左、右と指先を伸ばし4ピン目に慎重にクリップ、、、さぁ次だぞ。左指をマッチし嫌〜なデット、の筈があれ！？楽に取れた。足をあげていちばん甘いカチ「うっ、ムーブ探りの時より甘く感じるじゃねぇか」。右足をあげて核心最後のカチへ手を伸ばそうとしたところで左指が甘いカチからぬるっとすっぽ抜けちまった。最後の右カチがとまれば実質終了だっただけに嗚呼無念だよ。

肘の疲労がなけりゃ、もう1回トライするところだけど、今日はここでしまい。

#左"トルネード"、右"ゴルゴ13"
・"トルネード"は白くて綺麗なフェイスですが、直射日光があたるとホールドが見づれぇな
・"ゴルゴ13"は下部が難しいみてぇ。中間部でNPが必要。


○今日取り付いた課題
ProblemAreacoment
甘食ソラマメ下部完登
トルネードローリングストーンの岩1フォール


明日も登るM姐さんと別れ1人で帰宅のドライブ、今夜の中央高速は渋滞がなかなかひけなかったな。
M姐さんおつきあいありがとよ。じゃ、またな。


Posted:土 - 8月 21, 2010 at 11:00 午後          
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