初・聖人岩、黒山讃歌レッドポイント


A井さん、M堀さんと聖人岩へ。M堀さん、初11b(貂が見ていた)おめでとうございます。(写真は黒山讃歌をトライするM堀さん)
A井さんも外岩ブランクを感じさせない、モモンガキットマスターレッドポイント(1撃)は流石です。

2003年の夏だったかな、「聖人岩に行ってみたいな」と周囲に言った気がするがそれ以来企画があがる度にいろいろな用事とかさなったりして、初の聖人岩だ。
玉川上水駅に6時半に待ち合わせ、新青梅、岩熊街道、299、顔振峠を使い岩場へ、途中299沿いの東吾野駅で用をたす。岩場へは8時半着。想像していた以上にこじんまりとした印象。噂通り取り付きが全体的に広くゆったりとしていた。今日は15時頃に雨が降るという天気予報だったので皆テキパキとりつく。

(1)痒い霜焼け 5.7 マスター OS
久しぶりの石灰岩、緊張のためかちょっとぎこちない。呼吸を整えながら慎重に進め完登。
(2)ダイエット・シェイク 5.10a マスター OS
とりつきから右上し直上、最後はハングを越える課題。1ピン目マスターだと緊張しました。

A井さんが3本目の課題を登っている時、隣で2本目のクリップを失敗。ほぼたぐり落ち状態でグランドしたクライマーがいた。両足で着地したが結構ゴツゴツしたところだったので周囲は心配したがその後も登っていた。(本当に大丈夫だったかな?)その時A井さんをビレイしていて間近で目撃してしまった。グランドを目撃したのはたぶん初めてなので結構衝撃、気を引き締めなければいけない。

(3)黒山讃歌 5.11b マスター テン山
オンサイト狙いでとりつく、2ピン目後にあっさり落ち。オブザベ時の仮想イメージにとらわれ、ホールドへの重心のかけかたをまよっているうちに沈。後は各駅停車でムーブを詰める。雨がぱらつき始めるが被っている壁は大丈夫だろうと判断。
(4)黒山讃歌 1フォール
悔しい。はっきりいって悔しかった。想定通りにキッチリすすめたのだがポケットを取りに行く際細かな足の動きを忘れポケットを取り損ねて沈。負け犬の遠吠えよろしくわめいてしまった。
(5)黒山讃歌 レッドポイント 通算3Try
最後のポケットを取る時、疲労のせいか結構ぎりぎりだった。後はポケットを取って足順を間違えなければ大丈夫。
(6)梅ごのみ マスター OS
天王岩で見かけた事のあるパーティーが苦労していた課題。そのパーティの前で登る事に。確かに2ピン目の後のムーブが迷うところだ。ヒールフックとバランスを駆使し完登。
(7)風の子カンテ マスター OS
これは何気に厳しかった。ここだろう、と思ったホールドがあまあまでビビる。なんとか完登。
(8)痒い霜焼け 再登
ノルマ10本と石灰岩慣れる事を考え数をだす。雷がごろごろとなり出す。雨も本格的に降って来たので終了。

どうも石灰岩に良い印象がなく今日はその印象の払拭もテーマの一つだった。結果は想像していたのとは違い石灰岩も問題なく触れていたと思う。苦手なのはどうも冷たい岩だったようだ。
M堀さんはお強い。本人は謙遜しているが垂壁指野郎の私が尻込みしてしまう傾斜の貂が見ていたをRP。その後黒山讃歌をトライ、次回RPできる状態まで持っていったようだ。A井さんは1月初めのパキリ事故以来の外岩縄クライミングだったが、モモンガキッドをマスタ−で再登。黒山讃歌の再登はできなかった。ボルダしかしていないようで1手1手に力が入っているようだった。

帰りにがってん鮨で3人食事をして帰る。
いや〜、でも最後の杉花粉の猛威にさらされかなり目と鼻がぐちょぐちょです。


Posted:土 - 4月 16, 2005 at 10:27 午後          
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