城ヶ崎海岸・初10d、、、おまけつき



FJさん、kのさんと城ヶ崎。2度目のシーサイドだ。
今回FJさんと相談し、今回は家族旅行を兼ねて伊豆に宿泊。お互い家族の許しを得て2泊3日の1日をクライミングデーに。伊豆入りの前日、FJさんより家族体調不良の連絡を受た。FJさんは当日もぎりぎりまで伊豆行きをどうするか迷っていたのだが伊豆行きを決断し夜9時ごろ宿に到着。お会いしたところ体調不良の面影はないのだがどうやら下痢で苦しんでいたようだ。
朝10時にkのさんと伊豆高原駅で待ち合わせをしシーサイドに向かう。途中道に迷いながらも無事到着。岩場には巨神兵殿、アニマルさん、イーグルS藤さん、豆柴さん、小熊さん、T井さん、T内さんとお知り合い多数。それにT師匠にK吉田さんという顔ぶれで混雑気味、、、混雑が苦手な私は既に低モチメーター状態。手頃なアップルートがないのでFJさんに「風」を薦める、、、1回では登れないようだ。kのさんはチェシャネコをトライ、、、以前人のトライを見ていたのだがやっぱり一番上が難しいようだ。kのさんがはまり気味だったので選手交代を告げ、チェシャネコに取り付く、、、苦手の10dだ。

○チェシャネコ1便目
1本目だし、苦手の10dということもあり1撃する気などさらさらなく気楽にスタート。kのさんに「こーたろーさんの得意なカチ正体系ですよ」と言われた。取り付いてみると確かにその通りだ。ただ、前回も感じたのだが、ユガ幕やチャート垂壁系に日頃打ち込んでいるのでホールドは全て「でかく」感じる。「うわーここもガバだよ」などと思いながら核心まで難なく進む。kのさんのトライを見ていたので、なんとなくそうだろうなと思っていたとおりにkのさんが越えられなかった箇所を越える。次は、、、ヒールフックだなと自然な読みで核心を越える。前日の雨でホールドがびちゃびちゃで怖い。手、足を慎重に進めクリップの体勢に入るが保持しているホールドが濡れていてすべりそうで怖い。2〜3回ロープをたぐろうとしてみたが、ランナウト+たぐり落ちが頭をよぎり痛恨の終了点のチェーン掴み、、、初10dの1撃を逃す。

1撃を逃した姿を見ていたT師匠に「惜しかったね」「今日核心濡れているから11aだよ」と励まされる。「実は10d登ってないんですよね」と伝えると「ダメじゃん」と1発。
T井さんのパンピングアイアン2のRP、スプラッシュ13cをRPする人を見てチェシャネコ2便目にトライ。

○チェシャネコ2便目
1便目との感覚が開いたせいか出だしから妙に動きが硬い。核心まで到達するが核心ムーブに踏み切れずテンション。そのまま小休止した後、終了点へ。1便目にビビってしまった終了点クリップの体勢をどう固めようかと、右手の位置、両足の位置を慎重に固める。要所要所のホールドはまだ濡れているので慎重に重心の座り具合、ホールドを保持している右手の指先の感覚を今までの経験値フル動員してクリップしても大丈夫な事に自分でOKをだして終了点にクリップをしようとロープをたぐる、、、クリッ、、、、、プとはいかずその本当にその本当に一瞬前に保持している右手がスリップ、、、ランナウト?たぐり落ち???、、、絶叫フォールグランドを想像し真下を見る、地面が迫る、テンション、壁を蹴る、、、、、、、いや〜助かった〜、怖かった〜。ほんのちょっと、ほんのちょっと乗り込んだら手がスリップしたようだ。課題の半分ちょいフォールした。T師匠にも「だいぶ落ちたね〜」と言われた。おまけはおまけでもたぐり落ちのおまけだ。くわばらくわばら。

○チェシャネコ3便目
別行動の家族との約束w考えると最終便。先ほどと比べると動きは軽い。核心前、トライする人がほとんど行なっているニーバーを試してみるがしっくりこないのでこだわらず止める。核心を越え慎重に慎重を重ね終了点にクリップ。
意地のレッドポイント、初10d成る!(声を大にして言う事じゃないな)

FJさんkのさんともに風邪に吹かれてを2撃。皆まずまずの成果をあげたのだった。

クラックを攻めるT内さんと風に吹かれてをトライするFJさん


Posted:土 - 3月 11, 2006 at 09:40 午後          
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