CINCH


ネットショップで購入してみました。ちなみに同じ仕組みの先駆けのグリグリは、今まで友人や知人のを借りて使用した事がある程度です。
購入から約2ヶ月たち同機器での経験がたまってきたので感想を書いてみます。


ロクスノ
26号の記事/写真を見ると対応ロープ径が9.6mm11mmとなっていますが、手元にあるシンチには9.4mm11mmと刻印されています。
今までビレイしたクライマーのロープは9.6mm10.5mmのロープでリード・トップロープのビレイをしました。ロープの繰り出し等操作性は細い方がもちろん良く感じます。
構造は単純でロープの効き具合はとても良いです。ただ、効きが良い反面ロックした際リリースするのに注意が必要です。特に10.5mmで使い込んである(限界値の11mmに近くなっている?)ロープはリードのロープの繰り出しは重く感じます。1A井さんをロックさせリリースができなくなった事がありましたがその時のロープも10.5mmの使い込んだものでした。ハングドック後のリリースに少々力とコツがいります。あまり使い込んでいない10.5mmの場合は同じ場面でもそれほどストレスなくリリースが可能なので、太さが11mmに近いかどうかがポイントかもしれません。クライマーが登る前、ロープをデバイスにセットした際23度繰り出して感覚を確認した方が無難だと思います。
ロワーダウン時のフリクションはATCと同様に真下に引く事でかけます。リリースレバーは短くグリグリのような微妙な調整はなく、リリースかロックかを操作するものと思っていた方が良いぐらいです。私は手のひらの皮が薄いので火傷しないようにグローブは必須です。ちなみにグローブはゴムつき軍手におちつきました。


Posted:日 - 2月 13, 2005 at 03:29 午後          
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