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カンマンボロン 太陽の登(2ピッチ目)完登

Pchanと。
いつもより早めに出かけて岩場に一番乗り。昨日の雨が心配だったけどまったく影響無しでびっくりしたよ。

静かな岩場には中型の野鳥。時々木の幹をコンコンとつついていたからキツツキの仲間かな?

Pchanが来るのを待って、いつもの”グリーンカーペット”を荷物を背負って登る。少しはクライミングしようってぇ登ろうとしたけど出だしからエイドになっちまった、、、なんだかトラウマ再登できねぇぞ。フォローで登るPchanもエイド、、、やっぱり重ぇよな荷物。

“太陽の登”全ピッチを登ろうってぇ別パーティーがやってきた。日が短ぇのにやるねぇ。

Pchanのリハーサルを待って本日のトライ開始。

◯”太陽の登”(2ピッチ目)
(1)レッドポイントするつもりで取り付いたけどマントルで早くもフォール。んー、ここ苦手だぜ。何回目かの試技でクリアしてテンションまじり時にフォールしながら不安要素を潰してヌンチャクがけ終了。終了点の1つ手前のヌンチャクが足りなくて飛ばしたぜ。13本のつもりで腰にヌンチャクぶら下げて登ったんだけど足りなかったよ。トポに書いて無ぇし多めに持っていかなきゃだな。

(2)予報通りに午後は曇り空。たまの強風がつれぇ。最初のマントルさえクリアできればクリアできる、そう信じて離陸。
トラバースでスタート、懸案のマントルじわじわ乗り込みクリア。目の前のヌンチャクにクリップしてひと息。レストをこまめに凹角セクションをガシガシ登る。1つ目の大ポケット取りの手前微妙なホールドで横移動、リズム良く大ポケットをとるつもりが左足があがってこねぇ。一旦下がってホールドを確認、ムーブを仕切り直して大ポケットに飛びつく、足ブラで派手に成功‼︎
1段あがってレスト、次は前回しくじった箇所。ゆっくりレストしたあと慎重にそのしくじりセクションを抜けて2つ目の大ポケット取り、ちょいとレストをして呼吸を整えスメアで右手をデット、左、右と足を慎重に足を決めて大ポケットに。優しいセクションを丁寧に登って終了点まで。嗚呼終了点にクリップするロープが重ぇ!(笑)

前回2撃に失敗したのが悔やまれるけど完登できて良かったよ。出だしのマントルは苦手というよりウォームアップが足りねぇだけかい?

3ピッチ目も興味あるけど、一緒にビレイポイントまできてもらわないとまったくのブラインドビレイだし悩むぜ。

“はやぶさ”(4、5ピッチ目)をビレイさせてもらって、遠い位置にいるクライマーのビレイの勉強させてもらったぜ。

「見えないクライマー」
「風が吹くと聞こえないコール」
「セルフビレイをしながらのビレイのし辛さ」

まだまだ覚える事はあるよな。

#”はやぶさ”(左)と”太陽の登”(2ピッチ目)(右)
・”太陽の登”(2ピッチ目)花崗岩らしいじわじわ系の課題
・おいらは足ブラまじりで登ったけどじわじわだけでも登れると思うぜ
・ビレイポイントまでは60mロープで降りてこられるよ
・Pchanも”はやぶさ”(5ピッチ目)を完登、残すは6ピッチ目だけだってさ

今週もたかねの湯でひとっ風呂。Pchanおつきあいありがとよ。
じゃ、またな。

カンマンボロン 太陽の登(2ピッチ目)2撃失敗

Pchanと。
今日も現地待ち合わせ。駐車スペースにPchanカーはあったのに取り付きに荷物が無ぇ。おかしいなぁと思って散策したら”グリーンカーペット”をソロしてフィックスロープをはってるPcan発見。日が短ぇから早めに作業しなきゃな、、、ご苦労様だぜ。

おいらの今日のお題は”太陽の登”2ピッチ目、取り付くには前回から鬼門になっちまった”グリーンカーペット”を今日はロープ他荷物を背負って登らなきゃなんねぇ。
最初からA0のフォローで登る、ロープが重ぇ!2、3度ロープにぶら下がりながら2ピッチ目のテラスに到着。良く考えたら荷物だけ引き揚げて貰えばよかったぜ。

◯”太陽の登”2ピッチ目
(1)微妙な離陸、右手のホールドが見つかるまで時間がかかったぜ。3ピン目のクリップの後のマントルに手こずってフォール、苦手だ。というか最近こういう登りしてねぇぜ。なんとか動きを作って前進。しばらく優しい登りでぐいぐい進む。
ルートの中間部なんとなーく微妙なマッチ!?をこなして小さいポケットから大きなガバへデットポイント。もうおしまいかなってぇ思ったらもう1回ガバポケットへのダイナミックなムーブ。そのガバポケットを掴んだら実質終了ってぇ感じ。
しかしこのルート長ぇ!Pchanに「トップアウトしましょう」ってぇ励まされテンションまじりでやっとトップアウト、ウォームアップが足りねぇのもあるけどえれぇ疲れたよ。

(2)Pchanも探り便。まだ14時だけど日暮れを考えると最終便。おいら向きの傾斜だし完登してぇところだけど正直1トライ目の疲れが前腕とふくらはぎに残ってるぜ。
離陸。苦手⁉︎のマントルをジリジリせり上がりクリア。優しいセクションを休み休みこなして高度をあげる。ふくらはぎのパンプ具合がしんどい。
最初のガバポケット取り、なんだか1トライ目の探りと比べると遠くに感じる、足の位置が違うのかなってぇ思ったけどめんどくせぇから飛びついたらホールドを掴んだ。しかも片手で足ブラ。ジムでも滅多にしねぇ動きだったから思わず笑っちまったよ。
次のガバポケットは気になるけど落ち着いて登ればクリアできるぜ〜、ってぇ内心思いながらレスト。けどよ、そんなにうまくはいかねぇもんだな。ガバポケット前のムーブがきっちりと脳内インプットできてねぇで強引なムーブでせり上がろうとしたらフォールしちまったぜ。
仕切り直してそのままトップアウトするつもりだったけどサイレンの音が気になってテンション。1フォール1テンで2撃ならず。

皆の衆、「ミジカシイ」ルートのイメージが強ぇだろうけど、おいらグレードに関係なくレッジトゥレッジな”太陽の登”みてぇなルートが好きだぜ。できれば次のピッチもその次のピッチも登って頂上まで登りてぇもんだ。

冬季林道閉鎖する前にまた来れると良いな。

山下りの苦手なおいら、カンマンボロンの下山は前回のよれよれもあったからゆっくりと下山したぜ。先に下山したPchanに「今、駐車スペース」ってぇメッセンジャーしたら「自分は須玉です」ってぇ返事。速いのと遅いのの差ってぇやつかい!?

#青空とひこうき、花崗岩とPchan
・”はやぶさ”の5ピッチ目を探るPchan
・ピンクのロープの右側が”太陽の登”2ピッチ目
・秋晴れのカンマンボロン綺麗だねぇ

久しぶりに「たかねの湯」に寄ってから渋滞の中央高速をドライブして帰宅。Pchanおつきあいありがとよ。
じゃ、またな。

カンマンボロン  太陽の登(1ピッチ目)

Pchanからお誘い。カンマンボロンは2010年7月以来だぜ。
久しぶりだけど迷わねぇだろうってぇ現地で待ち合わせ、久しぶりのロングアプローチだからゆっくりゆっくり登ったぜ。

Pachaのお目当ては”はやぶさ”4ピッチ目のトラバースライン、おいらは”太陽の登”1ピッチ目。
まずはウォームアップを兼ねて”グリーンカーペット”いつも濡れているような印象だったんだけど昨日の雨でやっぱり濡れてた。A0まじりでも上に抜けられず敗退しちまったよ。
Pchanは”はやぶさ”の1ピッチ目でもある濡れている”グリーンカーペット”を登って”はやぶさ”にヌンチャク掛け。ユマール用のFIXロープを垂らして降りてきた。

“グリーンカーペット”の敗退で嫌な感じになっちまったけど、”太陽の登”1ピッチ目をトライ。このラインはお日様カンカン照りで滑るくれぇだ。

“太陽の登”1ピッチ目
(1)下部が濡れているのが嫌な気分だけどまぁ手がかりのホールドはデカそうだし大丈夫だろうって登る。2ピン目手前の動き、頭ではわかっているんだけどなかなかできねぇ、ウォームアップが足りねぇせいだろうな。やっとこさ乗り込んで2ピン目にクリップ。3ピン目への動きも似たような感じで何度か行ったり来たりしながら高度を上げる。4ピン目にクリップしてホールドの配置を観察、、、核心はここだろうな。行ったり来たりしながらラインを決めて前進したけど敢え無くフォール、色々と試したけど指先が滑ってきちまったから一旦降りたぜ。

(2)Pchanがお目当ての”はやぶさ”の5ピッチ目をあっさり完登。ビレイしながらなかなか進まねぇなぁ核心手前の長考かな?なんて考えてたんだけど実はクリアしていたらしい。「即興で組み立てたら登れっちゃったんですよね」だってよ。
さて、おいらの番。核心を解決してトップアウトしてぇところだ。ところが核心がやっぱりわからねぇ、ミウラのソールもひでぇ減りようだぜ。指皮がヒリヒリと耐えられなくなってきたからまたまた降りる。回収できるか不安になってきちまった。

たまにお会いするN村さんパーティがやってきた。1人のアニキが”太陽の登”1ピッチ目をトライするってぇ言うから核心から上のヌンチャク掛けをお願いしたよ。アニキはオンサイトはできなかったけど以前登った事のあるN村さんのアドバイスで高度を上げてトップアウト。おいらはアニキの動きとN村さんアドバイスを脳内インプット。お目当てクリアのPchanも登って違う方法で核心を1フォール後に抜けてそのまま2ピッチ目を繋げて登ってたぜ。

(3)少し雲が出てきて肌寒くなってきた。さっきまでTシャツ姿で登ってたんだけどちょいと寒ぃからアンダーシャツを着て3トライ目スタート。岩は遠赤外線効果でまだあったけぇ。4ピン目まではスムーズ。さて核心、おいらはN村さんムーブを採択。1手1足慌てず丁寧にムーブを起こして核心クリア。ここからは未知の世界だけど脳内インプトした動きと情報をフル活用し高度を上げて一旦右のカンテに移動、、、ここガバって言ってたけどそんなでもねぇし結構バランス悪ぃから少々焦ったけどなんとか堪えて花崗岩らしいバランシーなムーブでクリア。8ピン目にクリップして「最後も侮れない」というゾーン。行きつ戻りつを繰り返し足位置を決めて唸りながら乗り込む、脳内インプットした情報「カチにデット」したらカチじゃなかったけど左手の指先がホールドをつかまえてくれたぜ、、、完登できて良かったぁ。

さて、帰りのアプローチ。元々山下りが苦手なんだけど、なんだかいつもと違う。時折膝がかっくんかっくんってぇ疲労状態。怪我したくねぇから超スローリーで歩く。坂道ならまだしも比較的平らな場所でもかっくんかっくん。最近の疲労と岩登りのための山登りをしてねぇから体力切れが起きちまった見てぇだ。なんとか駐車スペースに到着すると先行していたPchanが待っていてくれた。心配かけてすまねぇ。

帰りは明野太陽館改めクララの湯でひとっ風呂。券売機も無くなってなんだか雰囲気違うから戸惑ったよ。韮崎インターのセブンイレブンが更地になってたのも驚きだったぜ。

“太陽の登”
・バランシーな花崗岩らしいルートだな
・脳内インプットした情報をフル活用して完登できたぜ
・写真は1ピッチ目を繋げて2ピッチ目を登るPchan
・青空に映えるねぇ

帰りの中央高速、渋滞はゼロ。
Pchan、おつきあいありがとよ。
じゃ、またな。