カンマンボロン  太陽の登(1ピッチ目)

Pchanからお誘い。カンマンボロンは2010年7月以来だぜ。
久しぶりだけど迷わねぇだろうってぇ現地で待ち合わせ、久しぶりのロングアプローチだからゆっくりゆっくり登ったぜ。

Pachaのお目当ては”はやぶさ”4ピッチ目のトラバースライン、おいらは”太陽の登”1ピッチ目。
まずはウォームアップを兼ねて”グリーンカーペット”いつも濡れているような印象だったんだけど昨日の雨でやっぱり濡れてた。A0まじりでも上に抜けられず敗退しちまったよ。
Pchanは”はやぶさ”の1ピッチ目でもある濡れている”グリーンカーペット”を登って”はやぶさ”にヌンチャク掛け。ユマール用のFIXロープを垂らして降りてきた。

“グリーンカーペット”の敗退で嫌な感じになっちまったけど、”太陽の登”1ピッチ目をトライ。このラインはお日様カンカン照りで滑るくれぇだ。

“太陽の登”1ピッチ目
(1)下部が濡れているのが嫌な気分だけどまぁ手がかりのホールドはデカそうだし大丈夫だろうって登る。2ピン目手前の動き、頭ではわかっているんだけどなかなかできねぇ、ウォームアップが足りねぇせいだろうな。やっとこさ乗り込んで2ピン目にクリップ。3ピン目への動きも似たような感じで何度か行ったり来たりしながら高度を上げる。4ピン目にクリップしてホールドの配置を観察、、、核心はここだろうな。行ったり来たりしながらラインを決めて前進したけど敢え無くフォール、色々と試したけど指先が滑ってきちまったから一旦降りたぜ。

(2)Pchanがお目当ての”はやぶさ”の5ピッチ目をあっさり完登。ビレイしながらなかなか進まねぇなぁ核心手前の長考かな?なんて考えてたんだけど実はクリアしていたらしい。「即興で組み立てたら登れっちゃったんですよね」だってよ。
さて、おいらの番。核心を解決してトップアウトしてぇところだ。ところが核心がやっぱりわからねぇ、ミウラのソールもひでぇ減りようだぜ。指皮がヒリヒリと耐えられなくなってきたからまたまた降りる。回収できるか不安になってきちまった。

たまにお会いするN村さんパーティがやってきた。1人のアニキが”太陽の登”1ピッチ目をトライするってぇ言うから核心から上のヌンチャク掛けをお願いしたよ。アニキはオンサイトはできなかったけど以前登った事のあるN村さんのアドバイスで高度を上げてトップアウト。おいらはアニキの動きとN村さんアドバイスを脳内インプット。お目当てクリアのPchanも登って違う方法で核心を1フォール後に抜けてそのまま2ピッチ目を繋げて登ってたぜ。

(3)少し雲が出てきて肌寒くなってきた。さっきまでTシャツ姿で登ってたんだけどちょいと寒ぃからアンダーシャツを着て3トライ目スタート。岩は遠赤外線効果でまだあったけぇ。4ピン目まではスムーズ。さて核心、おいらはN村さんムーブを採択。1手1足慌てず丁寧にムーブを起こして核心クリア。ここからは未知の世界だけど脳内インプトした動きと情報をフル活用し高度を上げて一旦右のカンテに移動、、、ここガバって言ってたけどそんなでもねぇし結構バランス悪ぃから少々焦ったけどなんとか堪えて花崗岩らしいバランシーなムーブでクリア。8ピン目にクリップして「最後も侮れない」というゾーン。行きつ戻りつを繰り返し足位置を決めて唸りながら乗り込む、脳内インプットした情報「カチにデット」したらカチじゃなかったけど左手の指先がホールドをつかまえてくれたぜ、、、完登できて良かったぁ。

さて、帰りのアプローチ。元々山下りが苦手なんだけど、なんだかいつもと違う。時折膝がかっくんかっくんってぇ疲労状態。怪我したくねぇから超スローリーで歩く。坂道ならまだしも比較的平らな場所でもかっくんかっくん。最近の疲労と岩登りのための山登りをしてねぇから体力切れが起きちまった見てぇだ。なんとか駐車スペースに到着すると先行していたPchanが待っていてくれた。心配かけてすまねぇ。

帰りは明野太陽館改めクララの湯でひとっ風呂。券売機も無くなってなんだか雰囲気違うから戸惑ったよ。韮崎インターのセブンイレブンが更地になってたのも驚きだったぜ。

“太陽の登”
・バランシーな花崗岩らしいルートだな
・脳内インプットした情報をフル活用して完登できたぜ
・写真は1ピッチ目を繋げて2ピッチ目を登るPchan
・青空に映えるねぇ

帰りの中央高速、渋滞はゼロ。
Pchan、おつきあいありがとよ。
じゃ、またな。

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