小川山 哀愁でいと
きんのアニキと。
前回、既に状態が終わってる感があって秋までお預けか葛藤したけどよ、同じ境遇の午前中までのおいらと午後からのアニキで利害関係が一致して一緒に行く事にしたぜ。アニキと二人でクライミングはいつ以来だろう?
まずは兄岩、おいらの時間。渡渉の時のブヨの群れが湿度が高ぇんじゃねぇか?ってぇ気になる。
“紅葉”でアップして”めおとカンテ”にヌンガケ。ちょいと湿度を感じるけどまだトライできそうだ。
早出したのに時間が少ねぇ。
○”めおとカンテ”
(1)時間割よろしく移動開始時間が決まってるのはいつもダラダラしちまうおいらにはありがてぇかもしれねぇ。離陸。まごつきなく2ピン目をクリップ。片手づつ太ももをはたいて手のひらの湿気を飛ばす。カンテに移るムーブを落ち着いて開始、、
、なんだかしっくりこねぇ。我慢してカンテに移るけど耐えられなくてテンション。どうやら左手の位置が微妙にくるっちまったみてぇだ。指先がジンジンと痛ぇ。時間の都合上すぐに取り付きまで降りて仕切り直し。
(2)小休止の後、離陸。2ピン目をクリップして太ももはたき、今度は左手の位置バッチリでカンテに移行。カンテムーブをこなして3ピン目にクリップ。ここでじっくり呼吸を整えるつもりだったけど余裕が無ぇから次のムーブ。痛ぇホールドを気持ち優しく握って唸りながら右面のホールドに、、、安環ビナにクリップしたところで足がミシンを踏み始めちまって敢え無くテンション。ロープにぶら下がりながら思う「指先ジンジンして無ぇ」。ワンテンで抜けようとしたけどなんだか状態が悪く感じる。案の定しっかり休んだのに次のムーブにキレが無ぇ。指先を見たら皮が削れて指先が赤く汗がにじみ出てる、、、終了。
「まだ、出来るよ〜」ってぇアニキが下から言ってくれたけど「皮が無くて手汁が出てダメだー」と弱音を吐いて降ろしてもらったよ。
ウォームアップ不足か睡眠不足か、最高到達高度まで継続したけどエネルギー切れでテンションしちまったぜ。
午後は初めての屋根岩1峰に移動。クライミングイベントがあって大賑わいのキャンプ場を通過してパノラマコースをハイキングして屋根岩1峰に向かったぜ。ここを歩くのは小学校低学年の倅とハイキングした以来だな。
ハイキング道から岩場への入り口はおむすび山スラブと同じ、直ぐ右にある踏み跡をたどってくと屋根岩1峰があったぜ。景色が良いな。父岩や兄岩の沢の対岸のエリアや隣のおむすび山スラブや”セレクション”を登る人の姿も見えたよ。
“ヤッホー元気” ○
せっかくだからな登ってみたよ。やっぱりクライミングはグレードじゃねぇな(笑)。
“アンデラクロス”や”メルドー”も興味があったんだけど、ボルトが錆び錆びで興ざめしちまって後はアニキのビレイに専念したぜ。
残念ながらアニキも完登ならず。
ロープにぶら下がって「皮が無くて赤くなってる、手汁が出てダメだー」っておいらと同じ弱音を吐いてたぜ。
「岩がヌルヌルだ〜」「うわっ湿度がこんなに高ぇ」「指皮が復活しねぇ」「ハンドクリーム塗らないきゃ」「状態良ければまだトライできるだろう」「チャンスはあると思うんだけどなぁ」等々、今日は完登できないおじさん2人の哀愁でいとな日だったぜ。
#”めおとカンテ”
・後は繋げるだけ!なんだけどそれがムズイ
・秋までお預け確定かな?
#”力 The 大岩”をトライするきんのアニキ
・まさにパワーだな、この課題
・奇しくも大岩純一氏のルートにはまるアニキとおいら
久しぶりにゆめみの丘に寄り、久しぶりに食事をして帰路。
アニキ、運転、おつきあいありがとよ。お互いガンバだぜ。
じゃ、またな。
山寝さんの完登は8月末だったような。
その時は朝早くトライして、陽がルートに回ってくる頃には山寝さんはキャンプ場でお昼寝してたような思い出が。
そしてまた夕方トライしてたような。
だからまだまだいけますよ。
ビレーヤーは熱中症注意ですけど。(ルートは日陰でもビレーヤーは日向なので)
ガンバ!ガンバ!
REYさん ありがとよ。
まさにそんな感じなんだよな。朝夕、せめてどちらかだけでもトライできると良いんだけど、、、。
とにかく頑張るぜ!